【2024年4月6-7日】十石山(2525m)


春合宿A訓練山行 十石山(2525m)

日時:2024年4月6日(土)~4月7日(日)

天候:1日目、晴れ。2日目、晴れ。

メンバー:CL:たえちゃん SL:あや 会計:おかちゃん 食糧:しほ、くみちゃん 記録:とが 車:りゅう、ノリキヨ

コースタイム:(1日目)6:30 名古屋駅⇒10:10 白骨温泉登山口発⇒15:25 十石峠避難小屋 小屋に荷物を置いて十石山を往復(小屋⇒十石山山頂は片道約5分)

(2日目)7:45 避難小屋発(小屋近くの斜面で雪上訓練)⇒8:25 訓練終了、下山開始⇒10:55 登山口着

   
 春合宿Aの訓練としては仕上げの山行。十石山の登山口にはあまり雪は無いものの、少し登れば一面の雪世界。しかし、腐れ雪であるため足が重くなる。夏道からはズレたところをトレースが這い上がっているので、私達もトレース通りに進んでいく。急登→緩斜面→急登、と地形が変化するので、地図読み山行にも適していそうな場所。標高2400m付近で森林限界となり、頂稜に上がれば霞沢岳、乗鞍岳、笠が岳、穂高連峰、そして槍が岳も遠望できた。

 十石峠避難小屋は地元有志の方々が管理されているとのことだが、未だ小屋開けではなく小屋の正面入り口は閉じられたままなので、冬期入口から小屋に入る。先客3名、暮れてから1名が加わり総勢12名の小屋泊だが、小屋はかなり広いので、収容人員の余裕はまだまだ有り。鍋焼き&味噌煮込みうどん(なんと!生卵もボッカした!!)にて夕食とし、21時には就寝。

 翌日は小屋近くで雪上訓練。夜間の冷え込みによりピッケル・アイゼンには格好の雪質。滑落停止訓練を初めて行うメンバーも多かったが、習熟には至らないまでも技術を体験できたことそれ自体が収穫。下山するにつれて雪は再び腐れてきて歩きにくいが、それでも下りの早いこと早いこと。登りの約半分の時間で下山した。

 今回の登山口→避難小屋の標高差1100m は春合宿初日の標高差とほぼ同じなので、合宿初日の登行を模擬的に体感することとなり、最後の訓練山行として十分な内容となった。これまでの訓練山行で合宿メンバーの雪山経験値は急上昇中なので、春合宿の鳳凰三山も成功して十石山の標高(2525 m=ニコニコ!(^^)!)と同じになるだろう!

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